2021年にKING OF PRISMを見て元気になったオタクの話

こんばんは、速水ヒロくんに一目惚れしたオタクです。

 

2021年11月30日、私の元に1件のマシュマロが届いたことが全ての始まりで、そのマシュマロの内容は簡単に言うと「KING OF PRISMはすごく元気のでる作品なので気が向いたら見てください!」というものでした。

 

元々KING OF PRISMという作品があることは知っていたのですが、見ようと思ってもどこか踏み出せない自分がいたんです。でも、私生活の方でここ数ヶ月色々とあり精神的にかなり辛い状態だったので「すごく元気のでる作品」という言葉に惹かれやっとKING OF PRISMを見ることができたのですが……、その言葉の通りすごく元気になれました。 夜中に踊り出すぐらいに。

 

そんな私がなぜこのようなブログを書いたかというと、KING OF PRISMは意味の分からなさで人を元気にすることができる作品なのだ…ということをこのブログを通して伝えられたらいいなと思ったからです。ただ、ブログを書くのは人生初のことなので所々文が変になっているところがあると思いますがお許しください。

 

さて、まずはこの『KING OF PRISM(通称キンプリ)』は何か?というとプリティーリズム」という女児向けに制作されたアーケードゲームが原作のアニメシリーズの公式スピンオフ作品らしいです。

(90秒じゃなくて4:13分ありますね…)

 

ただこのキンプリ、劇場版とアニメ版の4作品があるので初見の人は見る順番が分からないと思いますが公開順に見るのがおすすめらしいです。公開順=時系列になっているらしいので。

 

今回私が見たのは 2016年に公開されたKING OF PRISM by PrettyRhythmになります。

 

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見る順番も分かったところで本編スタート!! 

 

オープニングが始まったと思ったら3人組のアイドルがライブを披露していて、私も会場にいるかのような感覚になりました。本当に綺麗に描かれているしちゃんと彼等は""生きていた""。

 

ただこのライブ、綺麗に描かれていて本当に素晴らしいものなんですがどこかおかしい。

 

ライブを見に来ていた観客の一人である青髪の少年(本作の主人公である一条シン)がアイドルの「胸きゅーん きゅんきゅんきゅーん♡」 声と同時に

 

 

 

突然、喘ぎながら全裸になった。

 

 

 

 

 

どういうこと!?!?

 

 

 

 

ライブを見に来てアイドルの技(?)をくらって突然全裸になる流れ。まったく理解できません。私を置いていかないで!

 

ここまでの流れだけでも情報量が沢山ありすぎて混乱してきてるのに今度は自転車の2人乗りが始まり、頬にキスしたりちゃんと手を回せと言われたり『はい、ソフトクリーム』『あ~ん♡』と視聴者参加型になったり…。ナニコレェ…。

 

文字だけで見ると場面を想像することが難しいと思うので是非本編を見ていただきたいのですが、多分この世界のライブ(プリズムショー)はアイドルが固有結界を展開させて観客に技をくらわせて虜にするものなんだと思います。(アイドルの固有結界とは?)

 

ここまで色々と意味が分からないことがおこっているわけですが、この時点でまだオープニング。最初からアクセル全開すぎて後々失速するのでは?と心配になる気持ちがあるかもしれません。でも大丈夫。

 

 

この後も変わらず意味が分からないし、その意味の分からなさがジワジワ効いてきて楽しくなります。

 

ただ、オープニングまで見て1つ疑問に思ったことがあるのですが

 

 

 

 

この時点で1回も笑ってないって人いる???

 

 

 

 

もしいたとすれば「笑ってはいけないキンプリ24時!」の参加者だったんでしょうね。笑うとお尻を叩かれてしまうから。

 

ちなみに私は我慢できなくて部屋で転がりながら爆笑してました。あんなにも笑ったのは久しぶりです。

 

オープニングが終わるとOverTheRainbow」(オープニングで技をキメてたアイドルユニット)のプリズムショーを見て全裸になったり喘いだりしていた青髪の少年こと一条シンくんがプリズム養成学校「エーデルローズ」に入学するところから始まります。

 

シンはプリズムに関しては初心者らしく、私もキンプリを見るのは初めてなのでシン目線で物語が展開していくことは凄く助かりましたし、私同様キンプリの知識がまったくない方には優しい主人公になっています。

 

そんなシンが入学したエーデルローズには個性が強い面々が揃っているようでとても気になりましたが尺の都合なのかキャラの掘り下げはされません。

 

 

初対面の相手に

「ところで、君の苦手な食べ物はなんだい?」

と聞くキャラクターがいる時点で個性が強いことは確実です。

 

ここでオープニングで固有結界を展開していたアイドルユニット「OverTheRainbow」の結成話が始まります。メンバーは神浜コウジ、速水ヒロ、 仁科カヅキの三人。

 

この三人、色々な意味で強い。特にヒロは激重過去があることが結成話で明かされますし、コウジへの気持ちが大きすぎて君はコウジの何なんだ?と何回も思うことになります。

 

コウジとヒロは見れば分かる通りイケメンなのですが、カヅキだけはどこか別の世界でも出会ったことがあるような見た目をしていたため、そちらに意識がいってしまいイケメンかどうかを判断することができませんでした。

 

別の世界というのは超次元サッカーでお馴染みの『イナズマイレブン』のことで、出会ったことがあるというのは豪炎寺修也のことです。

 

OverTheRainbowの結成話を笑いながら見てたら場面は変わり、カヅキの進化後のようなヤンキーこと大和アレクサンダーがカヅキにバトルを仕掛けてくるシーンになります。

 

 

カヅキ先輩がおめぇに負けるわけねぇだろ!!

 

 

よく分からないけどバトルという名の拳でやりあう喧嘩が始まるんじゃないかとヒヤヒヤしながら見守っていたら、作詞・作曲が小室哲哉でありTRFの曲としても有名なEZ DO DANCEが突然流れ始めてもう意味が分からなくなった。また私を置いていくのか!?!?

 

EZ DO DANCEが流れただけでも意味が分からないのにカヅキと大和アレクサンダーは謎の衣装に変身します。

 

映画のオープニングでOverTheRainbowが固有結界を展開できることを見ていたので変身することについてはそこまでの驚きはなかったのですが

 

 

バーニングソードブレイカァァァァァ!!!!

 

からの

 

鋼鉄の6Pack-Core Wonder!!!!!

 

 

龍にのりながら天に登ったと思ったら剣が出現して攻撃する。その攻撃を相当鍛えたであろうシックスパックで受け止め弾く。驚くを通り越して意味が分からない。

 

でも、この意味が分からないことが次第に効いてきて興奮します。もっとこういうの頂戴!!そんな気持ち。

 

実はカヅキと大和アレクサンダーのバトルの裏ではコウジとシンも同じようにバトルをしています。

 

 

はちみーーつキッス💋

 

からの

 

シン!無限!ハグ!!

 

 

私は叫ぶかのように言いました。

 

 

意味が分からなのにこれだけ楽しめる作品があったんだ!

 

 

バトルが終わるとコウジがハリウッドデビューするのでOverTheRainbowは無期限活動休止、そしてカヅキとヒロはプリズムキングカップにむけて芸能活動を休止することが発表されます。

 

コウジのハリウッドデビューを電車に乗って出発すると描写したシーンが個人的には大好きなのですが、誰よりもコウジを想い泣くヒロを見てやっぱり君はコウジの何なんだ?と思わずにはいられませんでした。多分ファンよりも泣いてた。

 

そしてむかえたクライマックス。キラキラと輝いていて素晴らしいプリズムショーが披露されているんですが、ここは実際に本編を見て感動してほしいと思うのでこれ以上は書きません。

 

EDも素晴らしい歌でした。買いたいな。

 

KING OF PRISM by PrettyRhythmの内容は非常に濃いものだったし全体的に意味が分からない。でも楽しめたし元気もでた。

 

見終わった後に色々と考えたんですけど、KING OF PRISMの強みって意味が分からないの連続だけど逆にそれがもっと続きを見たいという気持ちに繋がるところなのかな…って思いました。

 

初見の時に一回でも意味が分からないともういいやってなることがあるなかでその意味が分からないことを上手く使っているのがこのKING OF PRISMという作品だと私は思います。

 

 

あ~~早く続きが見たいから時間つくるかなーーーーーー!!!!!